FIV(猫免疫不全ウイルス感染症)でも、譲渡への希望をつなぎたい!

更新日:5月12日


保護猫を譲渡する際は、必ず血液検査を行い、白血病とFIV(猫エイズ)の検査を行います。

この際に、陽性の判定がされると、譲渡の確率が下がってしまうのですが、実は発症しないまま天寿を全うするコもたくさんいるので、チャンスが広がっていくこを願って、このFIVについて説明します。

FIV(猫エイズ)とは・・・?

正式名称は、猫免疫不全ウイルス感染症といい、英語名がFeline Immunodeficiency VirusでFIVと略されます。

このウィルスに感染すると免疫が低下してしまうのですが、このウィルスの潜伏期間は長く、ウィルスを持っているだけでは症状は出てきません。

ストレスを受けない環境で過ごさせてあげると、潜伏期間中に天寿を全うすることも少なくありません。


保護猫でFIVに感染してるケースも一定数いるため、「リンゴ猫」と読んで、譲渡に理解を求める活動も広がってきています。


また、このFIVが発見されてからすでに40年経っていて、近年は弱毒化しているという研究結果もあるそうです。以前に比べて、ウィルスを持っていても発症しにくい病気になっているのですね。

どうやって感染するの・・・?

まず、人には感染しないので、その点はご安心ください。

すでにFIVのウィルスを持った猫ちゃんから、激しい喧嘩=噛みつくような喧嘩によって感染すると言われています。

猫の喧嘩は、去勢していな猫が縄張り争いで行うことが多いので、完全室内飼いにしてすることで、感染のリスクを下げることができます。


猫同士が舐め合うことでは伝染しないので、仲の良い陰性の猫ちゃんと多頭飼育することは可能です。多頭飼いの場合は、それぞれのテリトリーを持てるように、お部屋の中のスペースを工夫してあげましょう。


子猫の場合、生後数ヶ月のうちは、母猫からの抗体の影響で陽性となることがありますが、数ヶ月後に再検査すると陰性となる場合もあります。

FIVの猫ちゃんを迎えたら

・できるだけストレスをためずに過ごせるよう、リラックスできる環境を作りましょう

・食事は栄養価の高いものを選び、猫ちゃんの健康を維持しましょう

・健康状態に変化がないか、日々の健康管理をきちんとしましょう


ここを読まれて気がついたでしょうか?

実は、リンゴ猫さんは、健康面での特別なケアは不要で、他の陰性の猫さんと全く変わらず、普通の猫と同じように生活ができるのです。


リンゴ猫さんたちにも、FIVに対して正しくご理解をされた里親さま、新しいご家族とのご縁がつながることを願っています。



<ミケたん>


7才、メス。里親さん募集中。

すりゴロで、人馴れしています。


このコも、FIV陽性です。

健康状態は安定していますので、新しいおうちでのんびり過ごさせてあげたいですねー


詳しくは、こちら