譲渡後の感染症対策

更新日:1月15日


猫ちゃんを保護した後は、ノミ取り・検便・駆虫・血液検査(エイズ、白血病ウィルス)・ワクチン接種と分かっている範囲でのを健康チェックを行い、その時点で問題ないと判断された猫ちゃんが譲渡会に参加しています。


ここ最近は、平成17年より継続的に行われてきたTNR活動の成果で区内で繁殖する猫はかなり減少し、逆に遺棄された子ネコ、家から逃げ出したと推測される子ネコ、および高齢飼い主さんの事情で引き取りをしたネコが増えてきており、出生エリアがわからないケースが多くなってきています。

生息エリアによって寄生虫や感染症の傾向が違うので、想定範囲での検査行った上で譲渡しています。


新たに猫ちゃんを迎えるにあたり、先住ネコが既にいる場合は、新入り猫ちゃんが感染症を持ち込む可能性がなきにしもあらずということです。このようなリスクを不安に思われる場合は、ご自身の費用で追加の検査やワクチン接種をお願いいたします。


ワクチンで防げる感染症

猫ちゃんの感染症対策としてして接種しているワクチンは、主に3種の混合ワクチンのことをいいます。

この3種混合ワクチンは、以下の3つの感染症に対応しています。これらの感染症は感染力が非常に高いため、室内飼いの猫も含めて全ての猫ちゃんに定期的に接種することが推奨されています。

 ① 猫ウィルス性鼻気管炎(猫ヘルペスウイルス感染症)

 ② 猫カリシウイルス感染症

 ③ 猫汎白血球減少症〈猫伝染性腸炎)


一般的には、他の猫と接触する機会がある場合は、3種ワクチン以上の種類を接種することが望ましいと言われています。

5種混合ワクチンになると、上記の3種に加えて以下の2つの感染症に対応しています。

 ④ 猫クラミジア感染症

 ⑤ 猫白血病ウィルス(FeLV)感染症


上記以外では、感染症単体に対応しているワクチンがあります。

こちらに関しては、猫ちゃんの暮らしていた環境を含めて獣医さんと相談するとよいでしょう。

 ⑥ 猫免疫不全ウイルス感染症(FIV、猫エイズウイルス)

 ⑦ 狂犬病


ワクチンを接種するタイミング

子猫時代に接種する初めてのワクチンは、生後2~3か月以降から始め、2~3回のワクチン接種を行うのが一般的です。


成猫になってからは、1年に1回が一般的とも言われていますが、海外のガイドラインでは3年に1回でもよいという考え方もあります。


いずれにしても免疫がどれだけあるかで猫ちゃんの健康を守ることができるので、完全室内猫であっても3種混合ワクチンの定期的な接種がおすすめです。


ワクチンを接種時の注意

ワクチンを接種するときは、猫ちゃんが健康状態にあることが大事です。

なので、トライアル開始して、お部屋に馴染んできた、先住猫さんとの顔合わせができた、夜泣きがなくなった等の譲渡時のストレスがなくなったタイミングで接種されるようにお願いします。


また、ワクチン接種後に猫によっては、副作用で体調を崩す場合があります。

そのため里親様が時間的に余裕がある日を選んで、接種後24時間はゆっくり様子をみてあげましょう。



🐾 今日の一枚 🐾


オリバ♂ 6ヶ月


2020年12月13日の譲渡会に参加予定です。


とても凛々しいクロネコさん。

まだちょっと手がでてしまう怖がりさん。でも、とっても子猫らしくおもちゃでたくさん遊んでくれます。


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